冬、そういえば 電話の声を聴いたのは初めてで(貮)

そういえば 電話の声を聴いたのは初めてで なんか耳がいつまでもくすぐったいような…… (竹本裕太) (ハチミツとクローバー第1巻chapter6) ー大学2年19才 同窓会の夜 ♠︎「おやすみなさい」とは言ったものの……寝付けなかった。 (酔いは駅に行ってる間に覚めてたし……何よりも電話の余韻……Hさん ❤︎ と話せて嬉しかった半面、会えなくて寂しい、ハァ……) (……ところで、やっぱり今回も雑魚寝WW。広間に20歳の男女、30人前後で雑魚寝、しかも戸は開けっ放し……一応部屋を半分、男女分けてたし、男子はみんなもう爆睡WW) (H野さん ♦︎ と誰かな? 誰か男子の寝顔見て ♦︎ 「寝顔はカワイイ」とか話してる) ……静かになった。 ……………………? ……………………声 ……………………部屋の入口の方 ……………………暗くて……見ていいのか? ……………………どうやら、扉を開けっ放しにしてあったから、他の部屋の客が侵入、女子の誰かを連れ出そうとしている模様…… (うーむ……みんな爆睡……平和主義なんだけど………行くしかないかー) そっと起きて、外は寒いので上着を着てと……なるほど襲われそうになってたのはDさん ♦︎ 。 敵は、外に連れ出そうと、しつこく誘ってて、Dさん ♦︎ ……うん、嫌がってるように見えた。 ♠︎「……いいですね、僕もお茶したいです」 驚いた敵はすんなりついてきた。結局、駅近くのファミレスに、見知らぬ男二人で深夜にコーヒー。終始無言。目は合わせないように。敵はコーヒーを飲み終わったところで、お先にと撤退。 ♠︎(ふぅ、まぁケガとか無くて良かったけど……何やってんだか……旅館に戻ってもう寝よう寝よう)