秋、青春スーツ、青春再放送(壹)

秋、青春スーツ、青春再放送(壹)
夕方、ちょっと買い物に。 ぬ? ついてくるの? 娘 ♦︎ が車の後ろに乗り込む。 ♦︎ 「……パパの会社って土日休みだよね?」 ♠︎「そうだねー。基本メーカーはそうだと思う。あー 営業の人はわからないけど」(……どうした?) ♦︎ 「……誰か良い人いないかねー?」 ♠︎(えーー! 例の彼はどうした?)「……思いきって聞くけど……彼♣︎はどうしたの?」 ♦︎ 「なんか仕事が忙しいって! 9月は全然会えない! (中略)どう思う?」 ♠︎(あーそういうことねー、そういうことを聞いてみたかったわけね、さみしいわけね) 「繁忙期?……うーん……そーだねー僕なら会いたかったら、1時間でも30分でも時間は作る……と思う」 ♦︎ 「そうでしょ!……ちなみにパパとママはどうだったの?」 ♠︎(ぐっ、そうきた? まじかー聞くかー、まぁいいけど照れる) 「ママとは職場一緒だったしね……でも毎日夜10時、時間を決めて電話してたけど……」 ♦︎ 「そうなの!? 全然知らなかった」 ♠︎「良い子供は寝る時間でしょWW(以下省略)」 とまぁ……青春スーツを着て頑張る娘 ♦︎ 。……青春再放送だー。 恋愛は大の苦手、気の効いたこと言えなくてゴメン。ファイトーっ! (ハチミツとクローバー第6巻chapter37)