8月、ただ あの時オレは 胸いっぱいに 幸せだと思ったんだ(貳)

8月、ただ あの時オレは 胸いっぱいに 幸せだと思ったんだ(貳)
ただ あの時オレは 胸いっぱいに 幸せだと思ったんだ ありがとうって思った ーでも あげられるものなんて 心くらいしかないから……君にわたそうと思った (竹本裕太) (ハチミツとクローバー第8巻chapter47) (壹からの續き) ー社会人1年23歳 赤ちゃんを抱くHさん ❤︎ に僕♠︎は見蕩れた……。 (……あれ? ……その赤ちゃんって?) (……Hさん ❤︎ の赤ちゃんじゃなくて……Sさんの赤ちゃん……良がっだぁ)僕♠︎は一人でアタフタ。 そうこうしているうちに「海辺に行って、肝だめし。男女ペアで目印まで行って帰ってくる」 (肝だめし?……ほぼほぼ夜の海デートじゃないですか!) お相手選びのくじ引き。僕はYさんとペア。 Yさんは看護士さん。 (なるほど野球部のマネージャーさんだったしねー) 金沢市在住。 (どうかお世話になりませんよーに、恥ずかしいからWW) ご結婚はまだ。 (ペアが僕♠︎でごめんなさい……ごめんなさい……Hさん ❤︎ と歩きたかった) (參に續く) 《明るかった記憶があるので、たぶん月のきれいな夜。「……月がきれい」》